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自分と向き合うためのブログ

夢があるなら、なぜ命をかけないの? 紀里谷監督が若者に檄

「よく思うんだけど、楽しいと喜びって違うんですよ。「楽しい」っていうのはお金で買える。ディズニーランド行ったら楽しいし、カラオケ行ったら楽しいし、キャバクラ行ったら楽しいじゃん。でもそこに喜びがあるのかっていうと、それはまた別の話で、実はそこの部分をね、若い人たちには考えてもらいたい。喜んだことって何だろう? 案外ないはずですよ。楽しいことはあったとしても。「最近喜びはあったか?」っていうことだと思うんだよ」

「あなたはやる前に「リスクがどうたらこうたら」とか言ってるわけよ。くだらないよ、そんなの。そんなので何ができんのよ? 多分、5年後10年後も同じこと言ってると思う。「私には夢がある」って言って」

「こう聞くと皆さんは「運がいいんですね」とか言うわけ。いやいやいやいや……。どれだけその1人に会うために、何百人に会ってることか。どれだけミーティングに出てることか。どれだけドアを叩いてることか。わかる? でも俺はそれくらい、これをやりたかった」

「特にこの国では。ぬる過ぎるし仕事をしない。大人たちが仕事をしない。「どうやって休もうか」とかばっかり考えている。「どうやって楽しようか」ってことばっかり考えている。これは海外に行けば本当にわかると思うけど、俺から言わせると、日本ほど仕事をしない人たちはいない。日本人は勤勉だとか思ってるだろうけど、もうびっくりするよ、そのルーズさに、そのぬるさに。「何でこんな仕事しないの?」って思うし、「何でこんなに頑張らないんだろ?」とか思っちゃう。何で命かけてやんないんだろ。命かけてやっちゃうと「意識高い」とかさ、「熱いですね」とか言われちゃう。横から妨害が入っちゃう。でもね、俺から言わせるとチャンスだなと思う。突き抜けていくチャンスだよ」