ぐもブロ

自分と向き合うためのブログ

日々の気づき

「人の役に立ちたい病」

九州の自転車旅で、何をしようかな、どこへ行こうかな、と思いを巡らせているとき、 いつの間にか、 「何をしたら喜ばれるかな」「どこへ行けばおもしろがってもらえるだろうか」と、意識が外に向いてしまっていることに気づきました。 しかも、この無意識の…

「最近の中村さんから『悔しい!羨ましい!』とは感じない」

今日の夕方、珍しい方からメッセージが届きました。 「お久しぶりです。 覚えていますか? 2009年の夏、長崎のユースホステルで同室になったバイク乗りです。 また自転車旅に出るということで、思い立ってこうしてメッセージを書いています。 実際に会ったの…

自分の限界への挑戦は美しい

すごく考えさせられたのは、昨日書いた記事が、今までで一番アクセス数の多い記事になったことです。 これまで、たくさんの魅力的な人たちにインタビューをして、記事にしてきたのに、どうして自分の素直な感情を話した方が、読み手に喜ばれるのでしょうか。…

「今の君は全然おもしろくない。会うのは時間の無駄」今朝、千代田線で泣いた話

「これからのインタビュー記事は、聞き手が表に出る時代」 そんな内容の記事のリンクを、今朝、家を出る頃に投稿したところ、すぐにコメントがつきました。 「お前、聞き手なんか。さぶ」 一瞬、「はい?」と思いながらも、気楽に受け流せなかったのは、相手…

もうひとつの時間

頭上でオーロラが爆発したとき、ぼくは言葉を失い、夢中になってカメラを向けていたけど、最後は写真を撮るのもやめて、雪原の上に大の字になり、ただただ光のショーを眺めていました。この光景をしっかりと目に、そして記憶に焼き付けたかったのです。 今年…

美しさとバイタリティー

「色々なことに挑戦されていますが、そのバイタリティーはどこからくるんですか?」 と聞かれることがありました。理解されないかもしれませんが、自分なりの哲学があります。 ぼくは、何かを見て「これがやりたい」と感じたとき、それが自分の美しさそのも…

軌道の美しさを追求した日々

// 「ひたすらシュート練習をすれば、シュートだけなら世界一になれるかもしれない」と思って、大学1,2年のとき、ノートをつけたりビデオに撮りながら、無回転シュートについて研究していた時期がありました。運動エネルギーを無駄なくボールに伝達させるた…

機内での楽しみ

機内での楽しみがあります。できれば映画を観たいけど、往路は町の予習、復路は報告書をはじめたっぷりと仕事があるから、なかなか鑑賞時間が取れません。 でも、音楽は聴けます。今日の作業用BGMは何にしようかと、真っ先にクラシックのプログラムを調べま…

才能は「悔しさ」の中にある

あることに対して、「悔しさを感じろ」って言われたときに、すごく違和感を覚えました。やること全てに対して悔しさを感じられる人はすごいなあと思うけど、ぼくはそうじゃありません。負けたり、失敗しても、悔しさを感じないことがあります。そういうとき…

バッテリーが切れて

走ってて、この写真を撮ってInstagramに上げようとしてたら、iPhoneのバッテリーが切れた。それから現実の世界を1時間くらい走った。iPhoneがないと何時何分だかわからないし、LINEも見られないし、ふと浮かんだ言葉をメモすることもできないけど、夜風に吹…

人は本来、自ら動きたい

人間は、やりたくもないことをやらされているときに不幸せを感じ、自分の意思でやりたいことをやるときに、幸せを感じる生き物だと思います。本来は、人に動かされるよりも、自ら動きたいと思っているはずです。 自発的に動き、幸せを感じている人が取る行動…

不安のドン底に、自分の美しさが眠っている

昨夜、猛烈な不安に襲われました。 独立したらあれやったりこれやったりとか、これまで威勢のいいことたくさん言ってたんですが、恥ずかしい話、ひとつひとつを現実的に考えたときに、不安しか残らなくて。 面白い試みは、できるかもしれません。でも、どれ…

寒さが、人を強くする。志が、人を美しくする。

今朝、玄関を開けたら予想以上の寒さで、何故かそれが、妙に心地よかった。 冬の寒さで思い出すのが、大学3年生のクリスマスだ。就職活動の最中、周りがエントリーシートがなんとかとか言っている時期、ぼくはその言葉の意味もわからなかった。就活で悩んで…

「笑わせるな!」先生が本気で怒ったのは、最後にぼくが笑うためだった

六本木駅から地下鉄に乗ろうとしたとき、電車から降りてきた人に見覚えがありました。 「え!? 古谷先生ですか?」 「おぉ!洋太やないか!えらい大人になったな〜!」 5年ぶりの再会。ひと言ふた言話して別れましたが、帰りの電車で、当時の記憶が走馬灯…

できないくらいが、ちょうどいい

できるとわかっていることに取り組むのは、真の挑戦とは言えない。たとえ周囲からは挑戦しているように見えたとしても、自分にとって挑戦しているという意識がなければ、挑戦とは言わない。挑戦とは、意識の問題だ。10回やって10回成功するとしたら、それは…

人の評価を気にする時間って、何ひとつ生み出していないよね。

書くことを仕事にしているからか、自分の文章には人一倍の愛情を持っています。だから、書いたものは人に見せたくなるし、人の評価をすごく気にします。 人に見せるまではいいんです。そのために書いているんだから。 だけど、人の評価を気にする時間って、…

「普通の人間で終わってほしくない」

二子玉川でお昼を食べながら、なんちゃんと3時間以上話していました。忘備録として、話したこと、感じたことの一部をまとめておきます。 ・みんなに好かれたいのか どんな投稿や発信をするのか。みんなに好かれる存在になりたいのか、あるいは10人いたら2人…

やるから環境が整う

環境が整うのを待っていたら多分いつまでたってもやりたいことはできなくて、今の状況でも最大限できることをやっているうちに、環境が整ってくるものだと思う。環境が整ったからやるのではなく、やるから環境が整う。「ビジネスパーソンだから」なんて自分…

アメリカ文明に驚かなかった福沢諭吉

勝海舟や福沢諭吉がアメリカ西海岸に辿り着いたのは、1860年のこと。 エジソンが電球を発明するより19年も前のことで、まだ電灯の時代はきていません。しかし、電信はありました。 福沢らは、アメリカ人たちにあちこちひっぱりまわされて、文明の設備を見学…

ホームで踊る女の子が教えてくれたこと

電車を待っている間、中学生くらいの女の子が、ホームで踊っていた。真剣な目で、何度も何度も同じ動きを繰り返していた。音楽を聴きながら、振り付けを確認しているようだった。このあと、ダンスの練習があるのか、何かの本番があるのかはわからない。 が、…

フィーリングの合う人たちと

この人と一緒に働きたいとか、この人の活動を応援したいって思うのはどんな人なんだろうと考えたときに、自分の場合それは能力の高さや地位の高さではなく、結局フィーリングが合うかどうかで決まる。そう言うと曖昧かもしれないけど、直感やフィーリングっ…

体系化したい価値観

日々考えている自分のテーマを書き出してみました。整理して、体系化させたいです。 ・人とつながり、人をつなげる ・箱を生み出す ・無駄をなくし、生産性を高める ・幸福かどうか ・体験、価値観を共有すること ・好きなこと、得意なことをシェアし合う世…

これからの活動について

ぼくがこれからどういう活動をしていきたいか、まとまりのない文章だけど、思っていることをわーっと書きます。理念やコンセプトのもとになるものです。 まずぼくは、誰かと一緒に起業するつもりはなく、フリーでやっていく予定です。会社は作るかもしれませ…

失敗の価値

ヨーロッパ自転車旅から帰ってきてから5年、これまで何人もの人に「私も協賛を集めて○○したいのですが、どのように集めたのでしょうか」と聞かれました。やり方なんて、決まったものがあるわけでもないし、挑戦するなかで自分に合った方法を取ればいいと思い…

ブラショフと日本の意外な関係

中世の街並みを残す、ルーマニア第2の都市ブラショフを訪れたとき、ガイドさんがブラショフと日本の意外な関係について話してくれたのですが、これがぼくにとって実に興味深いお話でした。 「ブラショフは、東京の武蔵野市と姉妹都市になっています」 「どう…

「海外旅行は定年後の楽しみ」でいいのか

普段仕事で接する60〜80代のお客さんと話していると、強く思うことがあります。 「定年までは仕事一筋で旅行なんてほとんどせず、退職してようやく海外に行けるようになった。貯めたお金で、残りの人生を楽しもう」 という方が多いのですが、ぼくはこの生き…

前向きな想いは、誰の背中も引っ張らない

ぼくのもとには、何かしらの「想い」を持っている人たちが集まってくる。これまで、たくさんの人の想いにふれて感じたのは、強い想いは、人を前向きにさせ、人に元気を与えるということ。 そしてもうひとつ。前向きな想いは、誰の背中も引っ張らない。「一緒…

ひとつでも多くのアクションを

上司に借りた額を返すため、アラスカで撮った写真を外す作業をしていた昨日。最後に記念撮影。思い返すと、このアラスカの風景を切り取ったことが、ぼくを様々なところへ導いてくれました。 スタバでの写真展の開催、そして写真展を見に来てくれた方から招待…

マニュアルより方針

カナダから帰国する日の朝、こんなハプニングがありました。 深夜3時45分。まだ当然真っ暗な時間ですが、ぼくはナイアガラのホテルのフロントにいました。帰国便がとても早い時間だったので、朝4時にホテルを出発し、バスで空港へ向かう予定でした。ぼくがフ…

人の情緒は固有のメロディーで、その中に流れと彩りと輝きがある

最後に風邪を引いたり、体調を崩したりしたのはいつだっけ。少なくとも、一年以上は健康でいた気がする。 アラスカから戻ってから、久しぶりに体調を崩してしまった。原因は疲れ。少しは良くなったものの、慢性的な腹痛は今も続いていて、何かを考えたりする…