ぐもブロ

自分と向き合うためのブログ

世の中に必要とされたいあなたへ―松浦弥太郎が考える「愛される人間」のきほん

「自分自身がメディアになるとき、自分にはプライベートもないですよ。どこからどこまでが仕事で、どこからどこまではプライベートという線が引けなくなります。だから届いた人の喜びも悲しみも全部受け入れると同時に、何が起きようとその覚悟も持たなくちゃいけない。

常に、自分を見守ってくれて応援してくれる人がいれば、自分に対して意見する人や好ましいと思わない人もいる。その両者がいつも身近にいるという緊張感があります。しかし、その場所からいなくなることはできないんです。

自分に対する暖かい風と冷たい風が吹いていること、それを受け入れることはメディアとして当たり前。あれこれ言うのはおかしなことなんです。すべて感謝するしかないのです。

冷たい風には、いまでも慣れることはないけれど、ちゃんと向き合い受け止める。その覚悟は、日々、自分が書く文章やコンテンツに自然と現れていくような気がしますね。

受け取る人にはもちろん好き嫌いはあると思うけれど、その覚悟は信用につながります。メディアはやっぱり信用されないとダメ。信用されたいがために、覚悟や自分に対する疑いの目を持つんです」

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