ぐもブロ

自分と向き合うためのブログ

軌道の美しさを追求した日々

 

「ひたすらシュート練習をすれば、シュートだけなら世界一になれるかもしれない」と思って、大学1,2年のとき、ノートをつけたりビデオに撮りながら、無回転シュートについて研究していた時期がありました。運動エネルギーを無駄なくボールに伝達させるためにはどうすればいいのか、軌道は低いほうが速さが増す、軸足は置くのではなく先まで走り抜けるイメージ、ボールの芯を捕らえる、腸腰筋を使い、上体を被せる、etc...学校から帰ったら、夕方、近所の小学校へダッシュ。土日も。誰にも知られていないんですが、この孤独感が好きでした。それで、シュート練習しているときにこの小学校で出逢ったのが、後に日大藤沢高校で全国3位になった風生くんでした。彼にぼくなりの、シュートの本質を伝えました。ぼくの話を真剣に聞いたくれたのは、このシュートを見た風生が、「プロの方ですか?どうやったらそんな速く蹴れるんですか?」と聞いてきたからなんです。これ、すごくバカらしい映像だと思うんですが、うまく言葉で表せないんですが、ひとつのことを本気で極めようとした青春の時間でした。2本目は微妙だけど、1本目のキックは軌道が美しいです。蹴った場所にボールが戻ってきているでしょう。ちなみに、この映像のシュートはまだ発展途上中で、コツを掴んでからはもっと重くて速くてブレる無回転シュートを蹴れるようになりました。大学3年生のときに仲間と参加した波崎のサッカー大会。決勝戦で蹴った人生最高の直接フリーキックが決勝点になり、長い努力が報われました。相手キーパーは一歩も動けず、努力の証である美しい軌道を眺めながら、心の底から満足しました。

Posted by 中村 洋太 on Friday, December 11, 2015

「ひたすらシュート練習をすれば、シュートだけなら世界一になれるかもしれない」と思って、大学1,2年のとき、ノートをつけたりビデオに撮りながら、無回転シュートについて研究していた時期がありました。

運動エネルギーを無駄なくボールに伝達させるためにはどうすればいいのか、軌道は低いほうが速さが増す、軸足は置くのではなく先まで走り抜けるイメージ、ボールの芯を捕らえる、腸腰筋を使い、上体を被せる、etc...

学校から帰ったら、夕方、近所の小学校へダッシュ。土日も。誰にも知られていないんですが、この孤独感が好きでした。

それで、シュート練習しているときにこの小学校で出逢ったのが、後に日大藤沢高校で全国3位になった風生くんでした。彼にぼくなりの、シュートの本質を伝えました。ぼくの話を真剣に聞いたくれたのは、このシュートを見た風生が、「プロの方ですか?どうやったらそんな速く蹴れるんですか?」と聞いてきたからなんです。

これ、すごくバカらしい映像だと思うんですが、うまく言葉で表せないんですが、ひとつのことを本気で極めようとした青春の時間でした。2本目は微妙だけど、1本目のキックは軌道が美しいです。蹴った場所にボールが戻ってきているでしょう。

ちなみに、この映像のシュートはまだ発展途上中で、コツを掴んでからはもっと重くて速くてブレる無回転シュートを蹴れるようになりました。

大学3年生のときに仲間と参加した波崎のサッカー大会。決勝戦で蹴った人生最高の直接フリーキックが決勝点になり、長い努力が報われました。相手キーパーは一歩も動けず、努力の証である美しい軌道を眺めながら、心の底から満足しました。