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自分と向き合うためのブログ

本ではなく「本屋」を売る――街の書店が潰れる時代に、B&Bに毎日人が集まる理由

「通常、新刊書店というのは取次から自動的に送られてくる新刊配本システムを採用していますが、僕らはその配本をとっていません。なぜなら自分たちが選んだ本だけを並べたいから」

 

「やっぱり本屋としていい選書をすることによって、集客につながるんですね。お客さんだけでなく、著者の方がうちの品ぞろえを見て、「ここでイベントをやりたい」とおっしゃってくださることもあります。自分たちで本を選ぶこと自体がまず、メディアをつくることにもなるんですね」

 

「うちのスタッフはほぼ全員、書店に行っても「商品として店で仕入れるべきかどうか」ということと合わせて、必ず「イベントになりそうかどうか」という目線で本を見ていますね。

平日は1本、土日は2本毎日イベントをしているので月40本ほど企画していますが、僕らはWEBメディアであれば40本の記事を配信するように、雑誌であれば40ページの企画をつくるように、日々のイベントを編集しています」